2019年06月14日 09時55分

1. 債務整理をした…でもお金が必要になってしまった！どうする？
2. 債務整理から5年経過していない債務者が金融業者の審査をクリアする手段
3. 闇金や個人間融資以外で債務整理中の人間がお金を工面する方法とは？
4. 信用情報が真っ暗なブラックでドコも相手にしてくれないなら個人間融資
5. 債務整理者や自己破産者はヤミ金以外では本当にお金を借りられない？

   

債務整理をした…でもお金が必要になってしまった！どうする？

借金で本当に首が回らなくなったとき、最終手段として許されているのが債務整理です。自己破産のほかにも任意整理や特定調停などもあります。それぞれの手法にメリットとデメリットがありますが、お金を貸した側にしてみれば、内容にかかわらず債務整理をされることは好ましいことではありません。

そして、新規の融資をする際であっても、過去に債務整理をした事実が信用情報機関にある情報で判明すれば基本は融資しません。必ずどのような相手であっても審査をしますが、その審査で信用情報は必ずチェックします。だからこそ、そこで落とすのです。やはり返済する意思がない、もしくは返済するだけの収入がないと考えられるからです。

したがって、キャッシング会社や消費者金融、銀行カードローンなどの無担保ローンはもちろん、住宅ローンや自動車ローン、教育ローンなどの各種ローンを利用する上で債務整理という物事は本当に厄介な代物ということになるのですが、すでに債務整理をした人がワケあって入用になることもあるはずです。

要は、何かのお金が必要になることもあるはずです。スマホ代が高くなってしまった、水道光熱費がどうしても支払いが厳しい、予想外に税金が高くなってしまったなどという支払いから、家族や自分の医療費などが急遽必要になることもありますし、お祝いやお香典などが必要になることもあります。

このような時にどうすればいいのかと頭を抱える人が多いはずですが、ひとつの方法として覚えておきたいのが個人間融資です。債務整理中で信用情報が問題大アリだったとしても、お金を貸してくれる可能性が高い方法なので、債務整理をした直後や信用情報にその事実がまだ残っている期間、どうしてもお金工面しなければならない事態に見舞われたときには、ネット上にある個人間融資掲示板を見てみましょう。

こちらであれば、自分と同じように信用情報の問題で一般的な会社からは借りられない人が、お金を工面するためのSOSを書き込んでいます。さらに、同じ個人間融資である親御さんや家族、友達からの融資とは違い、他人が貸してくれるのがこの掲示板の良さでもあるため、関係がギクシャクしたくないという思いがあっても安心です。
 

債務整理から5年経過していない債務者が金融業者の審査をクリアする手段

債務整理は借金解決のための最終手段ですが、債務整理をした事実は信用情報機関に一定期間残されます。そのため、おおよそ5年程度はこの事実がCICなどの信用情報機関に残るため、債務整理中はもちろん、債務整理後も新規の融資は得られなくなります。そのために自己破産や任意整理などの債務整理をおこなうことに関しては慎重になりたいものです。

また、任意整理の場合には整理後もしばらくは返済を続けることとなり、この返済の最終回が終わったあとから5年のカウントダウンが始まることもあるのです。したがって、意外と長い間、銀行カードローンや消費者金融のキャッシングなどのフリーローンや無担保ローンが使用不可となり、新たにクレジットカードを作成することもできなくなります。さらに、住宅ローンなどの担保ローンの利用も厳しくなるのです。

しかし、このように信用情報に問題がある中でも、数多くある賃金業者の中には融資をしてくれる会社もあります。そのため、債務整理中にどうしてもお金が必要になってお金工面したい状況を迎えた際には、このような会社の存在に注目してみましょう。

特に知っておきたいのは街金の存在です。消費者金融会社の中でも規模の小さい会社で、地元に根差した経営をおこなっています。これらの会社の中には独自審査というシステムを採用しており、信用情報を度外視する会社もあるのです。もしくは信用情報を見た上で債務整理中ということがわかっても融資を実行してくれる街金もあるのです。そのため、これらの会社を頼って融資を得ることを検討してみましょう。

もちろん、昨日債務整理をして今日借りようということではさすがに厳しいですが、債務整理を実行してから何年も経てば収入状況も大きく変貌を遂げているはずです。そのような変化を好意的に受け止めてくれる会社もあるということを覚えておき、債務整理中にお金を工面する必要が生じたときにはこのような会社に申し込みをおこない、審査を受けてみましょう。
 

闇金や個人間融資以外で債務整理中の人間がお金を工面する方法とは？

世の中には様々なタイプの賃金業者が存在します。代表的なものは銀行で住宅ローンや自動車ローン、銀行カードローンなどを提供しています。それ以外には無担保ローンを提供するノンバンク系の賃金業者が多数あり、消費者金融は多くの利用者を抱えています。

また、キャッシング会社やカードローン会社などと呼ばれるノンバンクの賃金業者もたくさんありますし、クレジットカードのキャッシング枠もひとつのフリーローンです。また、サラ金や街金と呼ばれる規模の小さな消費者金融もあります。

このように様々な会社がありますが、これらは全て許可を得て営業をおこなっている合法的な会社です。なぜ合法であることを強調するかといえば、非合法な会社もあるからです。それが闇金業者です。法律を守っておらず許可を得ていない業者です。

そして、非合法であるために合法的な会社で融資を断られるような人であっても融資してくれるために、任意整理や自己破産など債務整理中にお金を借りたい人などが手を出しがちです。

しかし、法律を守っていないためにとんでもなく高い利息を取られることとなります。この結果、たった数万円を借りただけでも返済総額が100万円を超えるようなこともあるのです。返しても返しても利息を払うので精いっぱいとなり、いつまで経っても元金が減らないために、いつまでも利息を返すこととなります。

このような生活があるほか、返済日に少しでも遅れれば催促が来ますが、その催促の方法もとんでもなく、実家や親戚の家、会社などに行かれることもあり、生活が崩壊するともいわれています。そのため、いくらお金の工面に困ったとしても手を出さないことが重要です。

しかしながら、債務整理をしたあとにお金に困ったときにはどうしていいのかわからなくなるものですが、その場合には個人間融資でお金を用意しましょう。個人間融資といっても親兄弟から借りることではなく、ネットにある個人間融資掲示板を使ってそれまでは見ず知らずの他人だった相手からお金を借りる方法です。このようにお金を個人的に貸してくれる人が世の中には存在しますので、いざという場面では頼ってみましょう。

また、これ以外にもサラ金や街金などの小規模な消費者金融の中には信用ブラックであっても融資してくれることもあるため、お金工面の際には活用しましょう。
 

信用情報が真っ暗なブラックでドコも相手にしてくれないなら個人間融資

CICなどの信用情報機関にある自分自身の個人情報に問題があるとき、新たな融資は受けられません。いわゆるブラックリストに入ってしまえば、その人は返済能力が著しく低いと判断されてしまって過去に借りたことがない会社への融資申込であっても融資NGとなってしまいます。

審査の際に信用情報をチェックされ、過去に長期の延滞があればもちろん、自己破産や任意整理などの債務整理をおこなった経歴が判明すれば、ほぼ確実に落とされます。

しかし、これらの情報は数年間にわたって残ることとなりますので、債務整理中だけではなく債務整理をしてからしばらく経過したのちであっても、あらゆるキャッシングやカードローンなどの無担保ローンやフリーローンの審査が通らないこととなります。さらに、住宅ローンや自動車ローンも同様です。

昨日今日の債務整理であればまだしも、数年も前の件で新たな融資が得られないのでは困ってしまう人もいるはずです。任意整理の場合にはおよそ5年ほど、自己破産の場合には7年から10年ほどはこのような状態が続くわけですから、数年後にお金に困ったとしても借りられない状態となり、誰もが苦悶するはずです。

もちろん、借りたい事情によっては自分が我慢すればどうにか済むものもあるかもしれませんが、お子さんの学費を払うためにお金を工面したい場合、医療費のための工面などとなればおおいに困ることとなります。さらに、家を買いたいのに旦那さんや奥さんの独身時代の債務整理が原因で、住宅ローンが組めないという事態にも陥ります。

たしかに、過去に債務整理をしたものの今は収入も安定して返済に何ら問題ないという人の場合、このような状態はどうしても避けたいものですが、やはり一旦債務整理をしてしまうと国内の金融機関からはほとんど相手にされないのが現実なのです。

ただし、すべての会社から相手にされないかといえばそうでもありません。一部ではありますがブラック債務者とわかっていても融資をしてくれる会社があります。それはヤミ金のような業者ではなく合法的な会社です。そのひとつが街金なのです。消費者金融の一種ですがプロミスなどの大手とは異なり、ひとつしか店舗がない小規模な消費者金融です。これら街金の中には積極融資を貫く会社もあり、ブラック債務者であっても現状に問題がなければお金工面してくれることもあるため、困ったときには頼っておきたいものです。
 

債務整理者や自己破産者はヤミ金以外では本当にお金を借りられない？

キャッシングやカードローンなどの金融機関は、生活費やお小遣いなど日々必要になる支払いやお金に困ったとき、すぐさまお金を貸してくれる便利なサービスです。担保も保証人もいらず、尚且つ用途が限定されないフリーローンであるため、使い勝手もよく、利用者は多いものです。

しかし、あくまでも借りたお金なので借りた以上は返さないといけません。ただし、借りたときには問題なく返済できると考えていても、いざ返済となると返済が厳しくなったり、借入したときとは収入状況が変化してしまって返済が難しくなることもあります。

このような状態に追い詰められたとき、どうにか返済ができれば問題ありませんが、悩んでも努力しても返済ができないときには任意整理や自己破産などの債務整理をおこなうほかありません。両親や友人、知り合いから借りる方法もありますが、大金の場合にはそれもできずにこうした手段をとる人も多いのです。

しかし、債務整理中の身分であっても闇金しか貸してくれないなどとは思わないようにしましょう。債務整理中や債務整理後は、信用情報にもその事実が記載されることとなり、それぞれの消費者金融会社やキャッシング会社、銀行などはその事実を審査を通して知ることとなるため、融資はしないということになるのです。そのため、もはや闇金業者に手を出すしか手がないと早とちりしてしまう人もいますが、ヤミ金は法外な利息をとるために返済により苦労するだけで今より苦悩が大きくなるだけです。

したがって、このような会社に手を出すのではなく、街金やサラ金を頼ってみましょう。これらは合法的に許可を得て営業している会社であり、利息も法律の範囲内です。消費者金融会社にはアコムやアイフルといった大手がありますが、これら大手のように全国展開しておらずほぼ個人経営のような形の小規模な消費者金融をサラ金や街金と呼びます。

これらの会社ならば、大手消費者金融会社では審査に通らないような債務整理者などであってもお金を貸してもらえる可能性が高いために、お金工面の際にはヤミ金などに手を出す前に手続きしておきたい相手と言えます。